[連載企画]社長コラム104の家ができるまで
(こちらの記事は前回からの続きです)
30歳で夢にでもあった会社を起業する事が出来ました。
私の会社名は、夢創ハウジングです。
社名には「夢」という文字があります。
私自身、
夢があって
夢に向かって進んで、
夢が叶えられたからです。
家創りも一緒です。
マイホームの夢を思い、夢を預かり、夢叶える。
だから夢創ハウジングと社名にしました。
30代での目標は、準備の歳と決めました。
事務所を持つ、置き場を持つ、モデルハウスを持つ。
この3つを準備出来るように頑張ろうと決めました。
会社を起業してどんな家を作っていこうか?コンセプトは何か?夢創ハウジングの強みは何か?
20代ですでに決めていました。
ただ、やはり現実は難しいです。
独立したとはいえ、無名の会社で新築なんか建ててくれる人なかなか見つかりません。
最初の2年間は新築は取れず、リフォームや大工の手伝いなので日々を過ごしてきました。
「私の家は売れる。」
「家の性能や工法にも自信ある。」と思っていましたがお客様は見つかりません。
転機が訪れたのは、仕事の帰り道、コンビニで買い物をしていると知り合いに会いました。
「久しぶり!」「久しぶりだね−」
そんな会話の中。
「中澤って大工やってんだよね?某建築会社で家を建てようと思ってるんだけど、どう思う?」と聞かれたので。
「某建築会社は、悪くないよ。ただオプションで変えられるなら断熱材とかは、ちゃんとしてもらったほうがいいよ。」と伝えました。
「どうゆう意味」と聞かれたので。
私が思っている工法の説明をしました。
感動してくれた知り合いの方は、「中澤に
建ててもらいたいなぁ」って言ってくれて。
なんと、某建築会社さんと仮契約までしてたのに「仮契約金戻ってこなくてもいいや」って言ってくれて。
「中澤よろしくお願いします」と言われました。
私は凄く嬉しくて感動しました。
絶対満足してもらえる家を作るぞと決心しました。
夢創ハウジングの高気密・高断熱・高調湿そして高防音。3K+の記念すべき第1棟目です。
打ち合わせを重ねていき、着工して完成しました。
お客様には凄く満足していただき、家を建てたい人を2棟紹介していただきました。
私は3K+の家には住んでません。
ですから説得不足かと思います。
しかし、お客様に工法の説明したことに関してクレームはございません。
夢創ハウジングの工法が間違っていないと確信ができました。
30代目標にしてた、
事務所を持つ事。
置き場を持つ事。
モデルハウスを持つ事。
私は夢という言葉が大好きです。
ただし夢は夢なので叶いません。
私の考え方は、夢を持つ事は大切です。
夢を「目標」に変えていただくと必ず叶います。
ですので、夢を目標に変えてみてください。
きっと達成できます。
(次回へ続く)